初めての在宅介護で大切にした3つのこと

はじめに
親が退院して家に戻ってきた日、私は不安でいっぱいでした。
「これから何をどうすればいいんだろう?」
病院では色々と説明を受けたけど、実際に始まった介護は“想像とはまるで違う世界”でした。
①「完璧にやろう」と思わないこと
最初は「ちゃんとやらなきゃ」「失敗しちゃダメだ」と気を張っていました。
でも、それではこちらが先に疲れてしまう。
毎日、できなかったことばかりに目が向いてしまっていた自分に気づいてから、
「まあ、今日もなんとかなったね」と自分を許すようにしました。
②「一人で抱えない」仕組みをつくる
私が最初にしてよかったのは、地域包括支援センターに連絡したことです。
ケアマネジャーとの連携が始まり、介護保険のサービスを少しずつ取り入れるようになりました。
人に頼るのは、決して“弱さ”ではありません。
“生活を続けるための選択”です。
③「今の状態」を記録しておく
思った以上に役に立ったのが、“ちょっとしたメモ”でした。
- 何を食べたか
- いつ何を話したか
- どんな言葉に安心したか
日々の変化に気づくためにも、気持ちを整理するためにも、この習慣は今でも続けてよかったと思っています。
まとめ
在宅介護は、最初が一番混乱します。
でも、「ちゃんとやろう」と思いすぎず、「頼っていい」と認めて、少しずつ自分のペースで進めていけばいい。
過去の私が、今のあなたのそばにいたら、きっとこう言うと思います。
「今日もよくがんばったね」